2014/01/07

知財政策とクールジャパン戦略、TPP、特に著作権保護期間延長問題(山本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年12月26日)

内閣府の山本内閣府特命担当大臣(知的財産戦略担当)は平成25年12月26日の記者会見で、1年間の振り返りとして知的財産戦略本部、知財推進計画等に言及。また、質疑応答で知財政策とクールジャパン戦略、TPP、特に著作権保護期間延長問題について発言した。該当部分は以下の通り。

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[冒頭発言]より知的財産関連部分抜粋

知的財産戦略本部、これは知財政策に対する基本方針、これは今まで本部決定だったものを私の強い意向で閣議決定にしました。エッセンスは日本再興戦略に反映しています。具体的な行動計画は、知的財産推進計画2013ということで、戦略本部で決めています。一番のポイントは、職務発明制度の見直しについてのワーキンググループを作って、いろいろとこの問題を議論してきたということだと思います。これは相当インパクトがあったと思っています。この取りまとめを踏まえて、特許庁で1万4,000人の研究者、2,000社を対象とした大掛かりなアンケートを実施する検討を加速しています。やはり職務発明制度の問題についてもしっかり決着をつけられるように、後押しをしていきたいと思います。
 来年、しっかりこの知的財産推進計画のPDCAサイクルを打ち出していく。本部の下でこの検証・評価・企画委員会、素晴らしいメンバーなんですが、ここでしっかりと行っていくということです。あとは関係府省との取組をフォローアップしていくということで、6月にまた知的財産推進計画2014を取りまとめたいと思います。

知的財産戦略推進事務局の内山事務局長。クールジャパンについても、コンテンツの方でしっかりいろいろなインプットしていきたいと思います。

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[質疑応答]より知的財産関連部分抜粋

(問)それで、今日、2点お伺いしたいと思います。
 まず、4月に知財政策とクールジャパン戦略との役割について質問させていただいた時に、クールジャパンが特出しで切り出しているというふうな御見解いただいたと思うんですけれども、特にコンテンツ振興というふうな面では、ちょっと具体的な進捗は発信されていないというふうな声もあったりするんですが、先程のプレゼンのところでも、現状評価として課題だというふうなところ、あったと思うんですが、仕組みについてどのようにされるのかというふうなところをまずお伺いしたいと思います。
(答)これは藤井さんが随分前にお聞きになった質問だと思うんですが、知財戦略本部とクールジャパン部局との連携、これは事務局は同じなので、やはりもう少し図っていく必要があるかなと思っています。1回、実は合同会議のようなものを行って、なかなかいい意見交換ができました。両方の部局の有識者の方が出席をして議論するという場面があったので、そのようなところは少し増やしていきたいと思います。
 私の知財戦略本部の有識者懇でもいろいろなアイテムについて議論していますが、コンテンツは一つの大きな部分なので、それはクールジャパンとももちろん連動しますから、そこは藤井さんがおっしゃったように、一応、連携を今図りつつありますが、もう少しまた連携を深められるような仕組みを考えなければいけないということで、これも一つの課題だと思います。

(問)今、TPP、議論されている真っ最中だと思うんですけれども、その中でも著作権延長が係争案件の一つだと思います。こちらもコンテンツ産業の関係者の多くの方が、例えば農業分野の妥協として、アメリカなどの要求を入れてしまうのではないかというふうな心配する声も多々あったりするのですが、この知財戦略というふうな面からTPPをどういうふうな交渉をしていけばいいのかというふうなところの大臣御自身のお考えをいただければ。
(答)そこは知財担当大臣としていろいろ考えはありますが、それはやはりTPP全体の交渉なので、これはここでどうすべきかということは控えさせていただきたいと思います。やはりそこは甘利担当大臣に政府の窓口としてしっかり行っていただくということだと思います。

(問)知財のところで特に著作権の延長というふうなところに関して、大臣御自身のお考えはいかがでしょうか。
(答)それはTPP交渉に直接絡むので、今ここでコメントをするのは差し控えたいと思います。

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●内閣府:山本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年12月26日
http://www.cao.go.jp/minister/1212_i_yamamoto/kaiken/2013/1226kaiken.html

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2014/01/01

経済産業省:平成26年(2014年)年頭所感 ~経済産業大臣 茂木敏充~

茂木敏充経済産業大臣は、平成26年(2014年)年頭所感を発表。
知的財産関連の主な記述は以下の通り。
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経済の好循環を http://www.meti.go.jp/speeches/data_ed/nentou2013.html#s003 より

さらに、我が国の優れた技術・商品で世界市場を開拓し、新たな成長分野としていくため、研究開発投資促進につながる税制の活用などによる、「世界に勝てる」研究開発の加速化、戦略的な国際標準の加速化、世界最速かつ最高品質の知財システムの実現に取り組んでまいります。

国際展開戦略の実行 http://www.meti.go.jp/speeches/data_ed/nentou2013.html#s005 より

海外の成長を取り込む「国際展開戦略」も、成長戦略の実現において重要な柱です。このため、TPP、日EU・EPA、RCEP、日中韓FTA等の経済連携交渉を推進し、世界に「経済連携の網」を張り巡らします。昨年12月に合意されたWTOの貿易円滑化協定も、税関手続の簡素化等を通じて日本企業の国際展開を支えるものです。引き続き、こうした多国間の枠組みでの貿易自由化にも積極的に取り組みます。

同時に、クールジャパンの国際展開、インフラ・システム輸出や成長著しい新興国の市場の獲得に向けて、私も昨年17カ国を訪問しましたが、今年もトップセールスを含めた戦略的な市場開拓に取り組んでまいります。
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●経済産業省:平成26年(2014年)年頭所感 ~経済産業大臣 茂木敏充~
http://www.meti.go.jp/speeches/data_ed/nentou2013.html

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2012/05/21

IAUの #TPP 知的財産分野に関する文化庁ヒアリング実況まとめと、追加情報

主婦連合会、JEITA、日本知的財産協会、日本弁護士連合会、MIAUが出席。官庁説明、団体側意見は従来どおり

【著作権非親告罪化問題】MIAUの #TPP 知的財産分野に関する文化庁ヒアリング実況まとめと、追加情報 http://togetter.com/li/307487

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2012/04/29

国家戦略室:TPPに関する意見取りまとめ

国家戦略室:TPPに関する意見取りまとめ[PDF 5.8MB] http://www.npu.go.jp/policy/policy08/pdf/20120426/20120427_1.pdf

※4月27日現在。諸団体・地方6団体・都道府県からの意見、「TPPをともに考える 地域シンポジウム」での意見とりまとめ

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2012/04/18

ニコニコ動画GW緊急特番『どうする?ニッポン二次創作文化と著作権とTPP』

ニコニコ動画「ネットの羅針盤」GW緊急特番『どうする?ニッポン二次創作文化と著作権とTPP』のお知らせ http://thinkcopyright.org/index.html

※4月30日(祝)15~17時。赤松健氏、生貝直人氏、希有馬/井上純弌氏、丹治吉順氏、津田大介氏 http://ch.nicovideo.jp/lives/ch109

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2012/02/29

TPPでもくろまれるアメリカ文化による世界支配の野望(日刊サイゾー)

TPPでもくろまれるアメリカ文化による世界支配の野望(日刊サイゾー) http://www.cyzo.com/2012/02/post_10015.html

※2月25日。法政大学社会学部白田秀彰准教授「表現の自由と知的財産権の衝突 ~違法DL処罰化と著作権侵害非親告罪化を考える~」講演より。「アメリカは著作権法の強化から生じる国内への萎縮効果は少ない。にもかかわらず、他国には萎縮効果を発揮しうる要求を行っている。その背景には何があるか、皆さんはおわかりのはず」

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