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2014/01/06

国立国会図書館:2014年1月6日 国立国会図書館の使命を着実に果たすために―平成26年の新年を迎えて(大滝則忠館長)

大滝則忠国立国会図書館館長は、年頭所感を公表。

デジタル化資料の絶版の図書館への画像データ送信、無償&DRM無し電子書籍等の収集事業に言及している。該当部分は以下の通り。
なお、「国立国会図書館のデジタル化資料の図書館等への限定送信」は、平成24年改正著作権法によるもの。制度の概要はこちら→[PDF] http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/01seido.pdf
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第二に、本年1月から、国立国会図書館がデジタル化した図書・雑誌及び博士論文等の所蔵資料のうち、絶版等の理由により一般的に入手が困難なものについて、全国の図書館等に画像データを送信するサービスを開始いたします。現在、国立国会図書館の施設内でのみ利用可能な約180万点のデジタル化資料のうち約131万点を、国立国会図書館の承認を受けた全国の図書館等の施設内で、利用者の皆様が閲覧したり、部分的に複写したりできるようになります。
また、視覚障害のある方や印刷物を読むことが困難な方のために開発されたデジタル録音図書の国際標準規格(DAISY)により、国立国会図書館が製作した学術文献録音図書等の送信サービスも開始いたします。全国視覚障害者情報提供施設協会が運営する「視覚障害者情報総合ネットワーク(サピエ)」とともに、ご活用いただければ幸いです。

第三に、民間が発信しており、インターネット上に無償かつDRM(技術的制限手段)なしで流通している電子書籍・電子雑誌等の収集事業に、引き続いて鋭意取り組んでまいります。この事業は、昨年7月から国立国会図書館法に基づく制度として始まり、10月からは国立国会図書館の施設内で閲覧提供を開始いたしました。本年は、出版者から送信していただいた電子書籍・電子雑誌等を受け入れるシステムが稼働する予定です。
また、昨年4月の学位規則の改正をうけて、今後はインターネット上に公表されることになった、電子媒体の博士論文の収集および閲覧サービスの提供を開始いたします。
一方、有償またはDRMのある電子書籍・電子雑誌等を収集する制度の構築については、引き続き、館長の諮問機関である納本制度審議会においてご議論いただきます。制度化に先立って、出版界をはじめ関係の皆様のご理解をいただくよう、段階的なアプローチも踏みながら進めてまいりたいと考えています。
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●国立国会図書館:2014年1月6日 国立国会図書館の使命を着実に果たすために―平成26年の新年を迎えて(大滝則忠館長)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2013/greetings2014.html

●国立国会図書館のデジタル化資料の図書館等への限定送信について~制度の概要~[平成25年6月19日(水)][PDF]
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/01seido.pdf

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