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2012/01/20

「特許庁新検索システム」(固定URL公報提供等)はどうなる?~「特許庁、難航していた基幹系刷新を中止へ」との報道~

「特許庁、難航していた基幹系刷新を中止へ」(日経 IT Pro 2012/01/20)http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120120/379019/※外部有識者の「特許庁情報システムに関する技術検証委員会」の報告書はプロジェクトの中止を促す内容のなる可能性が高い、との記事。

これが「特許庁システム最適化計画」http://www.jpo.go.jp/torikumi/system/system_saitekika_kaitei2009.htm自体の見送りとなると、その中に盛り込まれていた「特許庁新検索システム」(現行特許電子図書館IPDLの後継)はどうなるのかが気になるところである。

新検索システムでは、サーチ特化型機能、固定URL等による公報提供サービス、内部使用APIの公開等を実現するとされて、利便性を高めることが期待されていたものであり、ユーザーへの影響が大きい。ましてや、現行IPDLに対する不満に対する回答として「特許庁新検索システム」で改善を実現する、という対応が続いていたのである。

岩井良行特許庁長官は就任時の挨拶において「特許庁業務・システム最適化計画については、まさにこれからが正念場です。新システムは、これからの産業財産権行政の基幹として重要な役目を担うとともに、制度の利便性向上に向けた諸施策の実行に欠かせません。第三者委員会に御指摘いただいた実施体制を始めとしたあらゆる点について総点検し、皆様の信頼を再び取り戻すべく、特許庁一丸となって取り組んでまいる所存です。」と決意を表明していた。

また、外部有識者による「特許庁情報システムに関する調査委員会」も平成22年8月20日付けの調査報告では、今回提出された「設計成果物」についても、解消すべき残件はあるものの、概ね今後のプログラム開発の土台となり得るものであり、プロジェクト再開は可能であると認められる、としていた。

この問題について、言及した旧ブログの記事は以下の通り。

●行政刷新会議事業仕分け「特許特別会計」(2010/10/29)傍聴実況ツイート[2010/11/01 09:15]http://blog.hideharus.com/ip/2010/11/20101029-9a02.html

●平成23年度概算要求に見る知財第1回:特許庁「知的財産政策関係」(特許特別会計)[2010/09/01 16:26]*「■注目ポイント2:システムの整備・最適化」を参照http://blog.hideharus.com/ip/2010/09/23-df61.html

●特許庁システム最適化計画の再開に向けて-「特許庁情報システムに関する調査委員会」報告の提出[2010/08/20 18:00]http://blog.hideharus.com/ip/2010/08/post-3117.html

●「特許庁システム最適化計画」「新検索システム」の更なる遅れを懸念する[2010/06/23 13:07]http://blog.hideharus.com/ip/2010/06/post-6321.html

●「特許庁業務・システム最適化計画」を改定、運用開始は平成26年1月に延期[2009/10/31 19:36]http://blog.hideharus.com/ip/2009/10/26-55b3.html

以上

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