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2010/08/03

日本文藝家協会が新聞社等からの「デジタル」利用許諾要請について声明発表

社団法人日本文藝家協会は、篠理事長名による声明【新聞社等からの「デジタル」利用許諾要請について(2010年7月28日付)】[PDF]を2010年(平成22年)8月2日にサイト上で公表した。

声明の概要は以下の通りである。
(1) 特定の新聞グループに属する電子媒体(デジタル)関連企業から、同グループ新聞に掲載された著作物の電子媒体等での対価無しでの二次利用をかなり切迫した期限で求める一方的な「利用許諾書」が、同協会会員や元会員の遺族に郵送されている。
(2) 同協会は、これまで、上記特定の会社や新聞社団体からも、このような利用許諾要請に関して連絡を受けておらず、意見を述べたことも話し合いを行ったこともなく、同協会としての指針というもの特に定めていない。
(3) 7月12日開催の定例理事会での協議の結果、「当面、返事を出さないことで何ら問題がない」との結論に至り、同当協会会報『文藝家協會ニュース』7月号で「返事は出さない」「ペンディングにしておく」ことを会員・準会員に知らせている。
(4) こうした「利用許諾書」の契約は、個々人の問題であり、著作権者がそれぞれの判断で許諾を与えることについて同協会は意見を述べるつもりは一切ないが、今回の利用許諾要請により、多数の著作権者が、その対応について困惑することを懸念する。
(5) こうした著作権者全体に影響が及ぶ問題については、利用者団体等と著作権団体等が真摯に話し合いの上、一定の「ガイドライン」を設けて運営することが望ましく、これまで様々な問題で協議してきた。今回の問題についても業界団体等と話し合った上で、同協会として「会員に一定のガイドラインを提示したい」との方向を確認したい。上記新聞グループをはじめとした新聞業界と協議を持つことを要望していることを表明する。

声明では、今回の利用許諾要請を行っている新聞グループ企業は明らかにされていないが、当該グループや日本新聞協会等の対応が注目される。

【関連リンク】

◆日本文藝家協会:新聞社等からの「デジタル」利用許諾要請について[PDF]
http://www.bungeika.or.jp/pdf/20100730101751.pdf

◆日本文藝家協会
http://www.bungeika.or.jp/

◆日本新聞協会
http://www.pressnet.or.jp/
*2010年8月3日08:30時点で本件に関する情報掲載は確認できない。

以上

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