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2009/11/13

特許行政批判を大展開@エンゼルバンク(モーニング誌)

人気週刊コミック雑誌「モーニング」の連載漫画「エンゼルバンク」(三田紀房氏)が先週、今週(来週も続く?#末尾追記有り)と特許行政批判を大展開しています。詳しくは、現物をごらん頂きたいのですが、

◆メインキャラクターの一人が特許検索会社の起業を決意した。東大の研究者の友人が4年もかかって出した成果を特許申請したものの1年前にアメリカの研究者が同じような特許を取っており、友人の苦労が水の泡に消えたことがきっかけ。
◆特許庁の検索システムは使いづらい。使いやすい特許検索システムを作れば、研究者が無駄な研究をしないですむし、中小企業が世界に負けない技術を手に入れられるはずだ。
◆日本の中小企業は複雑で費用がかかる特許を使わない。大企業が投資家にアピールする株価対策として無駄な出願をたくさんしているから未利用特許が多い。
◆特許庁の役人は、経済産業省の出世レースから脱落した人たちで。自分たちの仕事、天下り先を作るため、わざと特許の仕組みを複雑にして、高額な特許取得・維持の費用を払わせ、剰余金を1490億円もプールしている。国民の生活と関係ないから監視もゆるくてやりたい放題。

特許特別会計の剰余金についての説明不足等は確かにあるのですが、現在の特許行政の問題点の原因のすべてを「特許庁の役人」のせいにしているのは最近の流行でしょうか・・・・。「漫画だから」と割り引いて考えるにしてもちょっと・・・。

まぁ、この漫画は人気が高いですから、特許行政に関心をもってもらうという点では良いかと。

#2009年11月19日発売の2009年51号では少しお休みでした。メインキャラクターのひとりの特許検索会社企業の考えは変わらないようですが。

#2009年12月3日発売の2010年1号では、メインキャラクターの一人が考える特許検索会社のビジネスモデルが語られます。
http://blog.hideharus.com/ip/2009/12/post-6c7a.html

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